<荒砥石>
砥ぎの作業において力の配分や砥ぎ方によって砥面の中央部分がへこむといった変形が生じると 砥石は刃付けの定規としての機能をはたすことが出来ず 砥ぎにくく危険でもある。また砥石表面には砥ぎおろした鋼の細かい粒子や破砕された砥粒などが付着して 砥石の性能を著しく低下させてしまう。本品は砥石面を修正し 砥ぎの性能を復元することを主な目的とした砥石のための砥石である。大型は据え置いて使用し 小型は手に持って使用する。高純度のアルミナ系研削材およびアルミナ系単結晶研削材をベースに高温熔融(約1,200℃以上)型セラミックス質結合材を配合した原料を 高圧成型・高温焼成して製作したものであり 砥石の粒子間を適度な強度のガラスがつないでおり またそこに存在する細かい気孔との相乗効果によって砥面に浮出た状態の常に新しい研削材の切れ刃で最高の性能を発揮する。製法上の効果として耐候性・耐酸性・耐アルカリ性優れており 他の製法の砥石と比較すると保存方法においても特に注意をはらわずとも半永久的に変質する事無くその性能を持続する。
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<中砥ぎ用砥石>
刃物砥ぎの工程に於いて中間の工程に用いる砥石。砥ぎの作業において最も重要な工程に使用するため使用頻度は高い。荒砥ぎ段階に刃先に生じる細かいキズを取り除き 刃先を整えるために使用する。砥ぎの作業においてこの工程が60~70%の重要性がある。砥ぎの作業は砥ぐ人の性別・体格・体力等に大きく影響されるので 十分に砥石の硬さと形状を吟味することが望ましい。本品は高純度のアルミナ系研削材をベースに高温熔融(約1,200℃以上)型セラミックス質結合材を配合した原料を 高圧成型・高温焼成して製作したものであり 砥石の粒子間を適度な強度のガラスがつないでおり またそこに存在する細かい気孔との相乗効果によって砥面に浮出た状態の常に新しい研削材の切れ刃で最高の砥ぎ味を発揮する。製法上の効果として耐候性・耐酸性・耐アルカリ性優れており 他の製法の砥石と比較すると保存方法においても特に注意をはらわずとも半永久的に変質する事無くその性能を持続する。
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<仕上げ砥ぎ用砥石>
刃物砥ぎの工程に於いて最終の工程に用いる砥石。砥ぎの作業において最も繊細な工程に使用する。荒・中砥ぎ段階に刃先に生じる細かいキズや『かえり』を取り除き刃先を整えるために使用する。砥ぎの作業においてこの工程が刃物の切れ味を大きく左右し刃持ちの永さを決定する。砥ぎの作業は砥ぐ人の性別・体格・体力等に大きく影響されるので 十分に砥石の硬さと形状を吟味することが望ましい。本品は高純度のアルミナ系研削材をベースに高温熔融(約1,200℃以上)型セラミックス質結合材を配合した原料を 高圧成型・高温焼成して製作したものであり 砥石の粒子間を適度な強度のガラスがつないでおり またそこに存在する細かい気孔との相乗効果によって砥面に浮出た状態の常に新しい研削材の切れ刃で最高の砥ぎ味を発揮する。製法上の効果として耐候性・耐酸性・耐アルカリ性優れており 他の製法の砥石と比較すると保存方法においても特に注意をはらわずとも半永久的に変質する事無くその性能を持続する。
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第1工程 荒砥ぎ用砥石 |
1 |
GC#200 |
205×65×32o |
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2 |
GC#400 |
205×75×50 |
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3 |
PA#220 |
205×65×32 |
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4 |
PA#220 |
205×75×50 |
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第2工程 中砥ぎ用砥石 |
5 |
MA#500 |
205×75×25o |
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6 |
WA#1000 |
205×75×25 |
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7 |
WA#1200 |
205×75×32 |
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8 |
WA#1000 |
205×65×32 |
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9 |
WA#1200 |
205×65×32 |
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第3工程 仕上砥ぎ用砥石 |
10 |
PA#2000 |
205×75×25o |
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11 |
WA#3000 |
205×75×25 |
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12 |
AZ#4000 |
205×75×25 |
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13 |
WA#6000 |
205×75×25 |
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